家庭菜園を始めたころは、堆肥は買うものだと思っていた。
JAや種苗店で売っている有機堆肥を使っていた。
フカフカで扱いやすく、安心感もあった。
でも続けていくうちに思うようになった。
「畑で出たものは、畑に戻せないだろうか」
今は、野菜残渣を使って土づくりをしている。

野菜残渣とは何か
野菜残渣とは、収穫後に残る部分のこと。
さつまいものつる、里いもの茎や葉、
ナスやトマトの枝、ウリ類のつるなど。
これまでは処分していたものを、土に戻す。
これが自分のやり方になった。
畑でそのまま土に戻す方法
収穫が終わったあと、畝の中央に溝を掘る。
深さは20cmくらい。
そこに野菜くずや家庭から出る生ごみを入れていく。
その上に土をかぶせて、そのまま寝かせる。
特別な道具は使わない。
畑の中で完結する方法。
落ち葉・米ぬか・もみがらを使う
最近は落ち葉も使っている。
市内の宿泊施設から分けてもらえるようになり、袋に詰めて運んでいる。
さらに、JAの精米機からもらえる米ぬかやもみがらも加える。
これらを混ぜることで、分解が進みやすくなる。
土もやわらかくなる。
冬越しで分解させる
秋に入れた野菜残渣は、そのまま冬を越す。
寒い時期でも少しずつ分解が進む。
春になるころには、形がだいぶ崩れている。
太い枝以外は、ほとんど土になじんでいる。
この状態で耕すと、自然に土と混ざる。

春の仕上げ
2月下旬から3月にかけて、もう一度耕運機で耕す。
そのときに、もみがらや米ぬかを追加することもある。
最後に鍬で土を寄せて整える。
これで畝づくりの準備ができる。
➡ 畝の作り方や幅の決め方については、こちらの記事でまとめています。
有機栽培で感じたこと
このやり方にしてから、野菜の成長はゆっくりになった気がする。
でも、病気になりにくい。
虫にも負けにくい。
見た目はそろっていない。
それでも、甘くておいしい。
自分の畑の土で育った味がする。
土づくりは続けることが大事
すぐに結果が出るわけではない。
1年、2年と続けていくうちに、土が変わってくる。
土づくりは時間がかかる。
でも、その分だけ畑も応えてくれる。
まとめ|畑の中で循環させる
畑で出たものを、畑に戻す。
それを繰り返していく。
特別なことをしているわけではないけれど、
それが自分の畑のやり方になっている。
これからも、この土づくりを続けていこうと思う。



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