
春の畑作業が始まった。
コミュニティでの春の作業は、毎年この定植から始まる。
キャベツ、白菜、レタスの苗を畑に植えていく。

春の最初の大きな作業だ。
まっすぐきれいに作るのは意外と難しい。
苗は、コミュニティの先輩が種から育ててくれたもの。
しっかりした苗で、葉の色もよく、見るからに元気そうだった。
一週間前には、オペレーター係の先輩がトラクターで畑全体を浅く耕してくれていた。
そのときに苦土石灰や肥料もまいてある。

土の準備はすでにできている状態。
ここからは、植え付けの作業になる。
まずは幅70cmほどの畝を立てる。
次に黒マルチをかける。
穴あきのマルチを使うので、植える間隔も自然と決まる。
マルチは風でめくれやすいので、両端にしっかり土をかけて押さえる。
この作業が甘いと、あとで風に飛ばされてしまう。
→ 黒マルチの張り方については、こちらで詳しくまとめています。
マルチを張り終えたら、穴の一つ一つに水を入れていく。
先に水を入れておくことで、苗の根がしっかり土になじむ。
そして苗を植える。
苗を穴に入れ、周りに土を寄せて軽く押さえる。
強く押しすぎないのがポイント。
植え終わったあと、もう一度じょうろで水やりをする。
最後に虫よけネットを張る。
これで定植作業は一通り完了。
この日は、コミュニティに新しく入った人も含めて25人ほどが参加していた。
経験のある人が、初めての人に教えながら作業を進める。
それぞれが役割を分担し、畝づくり、マルチ張り、植え付けと流れよく進んでいく。
毎年同じ作業ではあるけれど、やってみると毎回違う。
畝の高さが高いとか低いとか、
まっすぐじゃないとか、
畝と畝の間が狭いとか。
あれこれ言いながらの作業になる。
それでも、2時間半ほどで作業は終了した。
思ったより早く終わった。
気温も上がり、作業をしていると汗ばむくらいの陽気だった。
春が来たな、と体で感じる。
午後からは天気が下り坂の予報。
夕方になると、本当に雨が降り出した。
ちょうど作業が終わったあとだった。
今回もまた、タイミングよく雨が降ってくれた。
植えたばかりの苗にとっては恵みの雨。
自分たちの作業を見ていたかのような、ちょうどいいタイミングだった。
お天道様が味方してくれているように感じる。
春の畑はこれからが本番。
今回植えた苗がどう育っていくのか、これからが楽しみだ。




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