朝、娘を起こすために
まず部屋を温める。
電気をつけて「朝だよー」。
数分おきに声かけ。
布団をはぐ。
また声かけ。
時間が迫ると、こちらの声量も比例して上がる。
そろそろ本気出しますよー、と
布団に向かったら。
娘の横の布団で
毛繕いを終え、丸まる準備万端のにゃお爺。
申し訳なさそうにチラ。
なんであんたが寝るのよ。
起こしてる側でスースーされたら
起きるもんも起きないじゃんか。
チラ。
ふわふわのしっぽに顔を埋める娘。
はい、終了。
娘 → 再睡眠
母 → オラオラモード突入
にゃお爺 → 安定の爆睡
不機嫌で起きた娘の一言。
「なんで寝てるやつがいるのに、私は起きなきゃいけないの」
正論。
反論できない。
母は朝からストレス。
そんな日はラジオ体操で吹っ飛ばす。
10年前の私ならできなかった。
毎晩飲んで、
朝なんて陽が昇るまで来なかった。
でも、人って変わるのよ。
そんな昔の私も知ってるにゃお爺。
あの頃も今も、
君は変わらず、すやすや。
どんな私の隣でも
同じ顔で寝てる。




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