朝起きたときの、あのヒヤッとした感じがない。
布団から出るのもスムーズ。
寒さで体を丸めることもないから、身体も痛くない。
春の日差し。
気持ちも少し軽い。
冬のあいだ(まだ2月だけど)、
暖かくなったら着ようと選んでいた春服たち。
暗い色が多かった冬。
明るい色を着られるのを、ずっと楽しみにしていた。
これとこれを合わせて……
今までしたことのないコーデの妄想。
ウキウキしながらクローゼットを開ける。
ひとつずつ試してみる。
……
あれ?
なんだろう。
ウキウキしない。
昨日までダウンを着ていた私の頭は、まだ冬のまま。
ヒートテックを脱ぎ、腹巻きを外し、春服に袖を通す。
寒くはない。
でも、しっくりこない。
服と体のあいだに流れる空気が、なんだか落ち着かない。
薄着になった気がして、少し恥ずかしい。
肌なんて出ていないのに。
そして、タイツが脱げない。
まだダウンを着ていたい。
ひとりで「2026春コレクション」を開催していたら、
だんだん汗ばんできた。
暑い。
汗臭い。
もう春服なんて着る気分じゃない。
こんなはずじゃなかったのに。
似合うはずなのにしっくりこない原因は?季節と気持ちのズレ
① 体がまだ冬モード
冬は防御の季節。
・重ね着
・暗い色
・包まれる安心感
急に薄くなると、
身体が“無防備”と感じる。
→ タイツが脱げない。
春服がしっくりこないのは、こんな人
✅急に気温が上がった地域に住んでいる
✅冬に防寒重視の服が多かった
✅ここ数年で体型が変わった
✅忙しくて季節を楽しむ余裕がない
✅春にワクワクする気持ちより、不安の方が強い
気温は春でも、
生活リズムや体感温度はまだ冬。
だから違和感が出る。
② 色の変化が大きすぎる
暗色 → 明色。
顔のくすみが気になる世代は、
明るい色が急に落ち着かなくなることもある。
冬は黒装束、春は白装束
ダーク系が多かった冬に比べて、
春服はライト系(アイボリー、ライトグレー、ライトブルー)を購入。
家で試着したら、上から下までベージュ、アイボリーのワントーンコーデ完成しました。
そりゃ、脳みそも困惑するよね。
③ 心が追いついていない
春=軽やか。
でも生活はいつも通り。
朝晩はヒーター。
寝るときは腹巻き。
お風呂は41℃。
心の温度が、まだ冬。
だから服と気持ちがズレる。
どうすればいい?
・いきなり全部春にしない
ダウン → マウンテンパーカー
ブーツ → スニーカー
・色だけ春にする
ダークグレー → ライトグレー
・素材だけ軽くする
ニット → カットソー
やらなくていいこと
✕ 春服を見ていて【レモンイエローのカットソー】が可愛くてつい買ってしまった。
手持ちアイテムとのコーデも考えずに。
結局自分にはしっくりこない。インナーにするにしても合わせづらいフロッキー素材。
春だから似合うだろう。なんて浮かれた自分が情けない。
✕ タイツを我慢して脱ぐ
冷えてトイレは近くなるし、鼻水が止まらない。
無理は禁物!
✕ 春コーデを完成させようと焦る
春は逃げない。
焦って似合わないと落ち込むより、
自分のペースで移行するほうが、結果的にうまくいく。
春服は素材が薄いから、
インナーの影響が出ると“似合わない”になりやすい。
似合わないのではなく、
まだ時期じゃないだけ。
“徐々に移行”が正解。
まとめ
似合わなくなったのではなく、
季節と自分のズレ。
服は正解でも、
心が準備できていなければ落ち着かない。
ファッションは
体温と気分のバランス。
春服が似合わない日は、失敗ではなく“移行期間”。心と体がまだ冬なんだね。




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