子どもの替え歌が天才すぎた日

考えごと

車を運転していると、子どもがよく替え歌を歌い出す。

やることがなくて暇になると、急に始まる小さなライブ。

この前ふと聞こえてきたのが、

メリーさんのひつじの替え歌。

♪この服 かわいいでしょ?

(メリーさんのひつじ メェメェひつじ)

でもなぜか 女子には嫌われるー♪

(メリーさんのひつじ まっしろね)

思わず「え、なにそれ」と笑いそうになった。

6歳なのに、言葉の選び方が妙にリアルで、

ちゃんと情景が浮かぶ。

次の日はドレミの歌だった。

でも普通じゃない。

♪「ドはドアがふっとんでいった

♪「レはレンガの家なんか建てられない」

♪「ミはみかんが食べたい

♪「ファはファンタのシュワシュワにふっ飛ばさっれっる~」

♪「ソは空からうんこが降ってきた~」

♪「ラはライオンと仲良くなってやる~」

♪「シは静かにしなさいと怒らっれった~」※私は怒ってません。

ドアが吹き飛んだり、家が建たなかったり、急にみかんが出てきたり。

平和なのかカオスなのか分からない世界が広がっていく。

ちゃんとリズムに乗ってるのに、内容は完全オリジナル。

バラバラなのに、なぜか成立している。

6歳ってこんな言葉出てくるのか、と毎回驚く。

ただ一つ問題がある。

こういう名曲に限って、運転中にしか生まれない。

メモできない。

信号待ちで急いで思い出そうとしても、

さっきまで完璧に歌っていたはずなのに、もう消えている。

さっきまでそこにあったのに、夢みたいに消える。

思い出せないけど、途中から”ドレミ”じゃなく”あいうえお”になってたな。

”わをん”まで作る気かよ。もうお腹が痛いから勘弁してくれ。

そしてここからが本当の問題。

この替え歌、面白すぎるのに

笑ったりツッコんだりすると、すぐに歌が止まる。

だから必死でこらえる。

口元を押さえて、前だけ見て、無になる。

でもだいたい途中で吹きそうになる。

しかも運転中だからメモもできない。

「あとで書こう」と思っても、

家に着く頃にはきれいさっぱり忘れている。

記憶力がいい人になりたかったと、

こういう時だけ思う。

さらに最悪なのが、知り合いとすれ違う可能性。

この顔を見られたら終わる。

笑いをこらえてる顔って、

たぶん一番変な顔してる。

だから今やっていることはこれ。

・笑いをこらえる

・歌を聞き逃さない

・安全運転する

・知り合いに会わないよう祈る

全部同時進行。

正直、もうひとり自分がほしい。

ひとりは運転、

ひとりはメモ係。

今日も名曲は、

記録されることなく消えていった。

笑ったら負けの車内ライブ。

・笑うな

・ツッコむな

・メモるな

・安全運転しろ

・曲は一期一会

無理ゲーすぎる。

でもいつか録音してやるー!!!

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